2014年7月22日

歯ぎしり(ブラキシズム)とは

歯ぎしりとは、睡眠中の浅い眠りのときに歯と歯を強くこすりあわせてキリキリと異常な音を発する症状のことです。専門用語では「ブラキシズム」と呼ばれます。

歯ぎしり

睡眠中、知らず知らずのうちにしている「歯ぎしり」。朝起きたときにあごがだるかったり疲労を感じたりする人は、歯ぎしりをしている可能性が高いでしょう。

歯ぎしりは口腔異常習癖の一種ですが、一般的な歯ぎしりのイメージは、上下の歯を擦り合わせて音を立てることではないでしょうか。しかし、歯ぎしりにもさまざまなタイプがあり、専門的には大きく3つの種類に分けられます。

歯ぎしりの種類
歯ぎしり●グラインディング
「ギリギリ」と音をたてて、強く歯をこすり合わせる歯ぎしりです。歯ぎしりでお悩みの方に多いのがこのタイプです。

歯ぎしり●クレンチング
歯を強く食いしばるタイプの歯ぎしりです。音が出ないので他人にはわからず、本人もなかなか気づきにくいのが特徴です。

歯ぎしり●タッピング
歯を上下に連続的に速くカチカチと噛み合わせるタイプの歯ぎしりです。歯ぎしりの中では稀なタイプです。

歯ぎしりが及ぼす悪影響
・歯が折れる、すり減る
・歯の根の破折
・被せ物や詰め物が外れる、割れる
・義歯が割れる
・歯周病の悪化
・顎関節症の悪化
・肩こり、腰痛、偏頭痛、あごの疲れ、目の奥の痛みなどの体調不良
・横で寝ている人の迷惑になることがある
・睡眠時無呼吸症候群との関連性が指摘されている

歯ぎしりの原因

歯ぎしり一説によると日本人の9割以上が何らかの歯ぎしりをしていると言われていますが、はっきりとした原因は未だに解明されていません。

歯ぎしりは、噛み合わせのずれや噛む筋肉の動きの異常、精神的ストレスなどが組み合わさって起こるという説もありますが、噛み合わせと歯ぎしりを結びつける科学的な根拠はなく、現在では噛み合わせとの関連性はほぼ否定されています。

最も有力なのは、ストレスによるものです。就寝前に何かリラックスするようなことをしたり、安定剤を服用したりすることで歯ぎしりが治まるケースも見受けられます。

子どもの場合は歯の生え変わりや骨の発育など、成長過程で歯ぎしりをするケースも多く、ほとんどの場合が自然に治ります。

歯ぎしりの治療法

歯ぎしり治療としては、少し削って噛み合わせの調整をしたり、樹脂製のマウスピースのようなものをお口の中に入れて歯のこすり合わせを防止したりします。少なくとも、迷惑な音を消すことはマウスピース(ナイトガード)で十分対処できますし、歯にかかる負担を軽減することもできます

ただ、歯ぎしりの原因はストレスである可能性が高いため、ストレスを軽減することが最も重要です。治療法としては、就寝前に自己暗示をかけたり精神安定剤や漢方薬を服用したりする方法などがありますが、一般的な歯科医院ではほとんど行っていません。

当院では歯ぎしりの治療も積極的に行っています。歯ぎしりでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

歯ぎしりの治療費

マウスピース(ナイトガード)は、歯やあごにかかる負担を軽減して歯ぎしりの症状を和らげるだけでなく、装着している安心感によってストレスが軽減するという効果も期待できます。そのため、歯ぎしり治療として最も一般的に使用されます。

そのほか、過去の治療部分のやり直しや矯正治療、精神安定剤の服用などを勧める歯科医院もあります。そのため、治療費は歯科医院によって差があります。

当院の歯ぎしり治療費用
・保険診療の場合:約8,000円(ナイトガードの料金)

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