院長あいさつ・経歴
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当院の院長をしております、吉田章二です。
私は、昭和27年12月、鳥取市に吉田家の次男として生まれました。明治時代より代々医者の家系で、4代目となります。祖父璋也は耳鼻咽喉科で、父・益次郎は内科、母・光代が小児科の吉田医院は昭和27年4月鳥取大火で焼失のあと、私の誕生と前後して新築新生しました。
祖父・璋也は、医者のほかに「民藝運動家」として活躍していました。建築にも造詣が深かったので、璋也は自分の設計で民藝建築の医院を建てました。医院を隔てた道路の前、璋也の設計した「鳥取民藝美術館」は、平成25年国の「重要有形文化財指定」の認可を受けました。公益財団法人の認定を受け、現在私は「民藝美術館館長」を兼務しています。
惜しみなく、妥協を許さず、新しいものを
医者と民藝という医療と文化の環境で高校まで育ちました。兄は医学部に進み、叔父が歯科医であったこともあり、私は歯科大に進学しました。叔父との縁もあり、京都の京都大学口腔外科出身の松井昌先生の「葵診療所歯科」に勤務し、アメリカ留学で学ばれた歯科のポリシーを勉強させていただきました。
葵診療所では、患者さまにとってベストの治療をするために、材料には惜しみなく良いものを使い、治療法も妥協を許さず、毎週の勉強会では常に新しい治療を研究しました。これが今でも診療の考え方の基本となっています。
また、患者さまとのインフォームドコンセントについてその大切さを学びました。さらに、糸井昭一先生に矯正を指導していただきましたが、患者さまに対する接し方も大変紳士的で丁寧な治療説明をされており、大変勉強になりました。
歯科と民藝、どちらにも全力を注ぐ
昭和57年に鳥取に帰り、吉田医院の横で開業しました。父たちの地域に根差した精神を継ぎ、患者さまにいかに喜んで通院していただくかに悩みながら、スタッフと共に日々努力してまいりました。
歯科は「痛い」「怖い」などマイナスイメージが強く、健康と美しい口元の回復がいかにみなさまの喜びにつながるか、長い間丁寧に地道に診療してきたことが浸透してきたと思っています。これは、患者さまとの信頼関係を築いてこそだと思います。気楽に来院できる医院でありたいと思います。
お口の中の疾患、審美のさまざまなお悩みの解決のため、ご相談にものります。難しい症例については、惜しみなくその専門の先生も紹介させていただいています。最近では、歯科治療以外の健全者の方の健康維持、予防、審美にも積極的に取り組んでいます。
今後もみなさまにとってベストな歯科医院であり続け、また文化面では「民藝館長」として頑張っていきたいと思います。
院長プロフィール
1952年 鳥取市 吉田医院次男として生まれる
1973年 日本歯科大学 新潟歯学部 入学
1979年 日本歯科大学 新潟歯学部 卒業
京都市 葵診療所歯科勤務
1982年 鳥取市瓦町にて「よしだ歯科医院」開業
●主な経歴
鳥取東部歯科医師会 理事
鳥取市立 富桑小学校校医
●所属
鳥取矯正研究会
●その他
公益在団法人鳥取民藝美術館 館長