入れ歯(義歯)
歯を失ってしまったあとを補う入れ歯の製作にも、当院は力を入れています。当院の目標は、歯を失ったすべての人に快適なお食事と素敵な笑顔を取り戻してもらうこと。そのために、日々院長や院内技工士を中心にスタッフ一同で努力しています。
歯を失ってしまった方のお口の中の状態や希望はさまざまです。当院は患者さまの幅広いご要望に応えられるように、院内技工士と密な連携をとりながら、さまざまな努力をしています。初めて入れ歯を作る方や現在装着している入れ歯が合わないなどのお悩みがある方は、ぜひ一度ご相談ください。
より快適な入れ歯を求められる方に
ノンクラスプデンチャー
金属のクラスプ(ツメ)を使用せず、特殊な樹脂のクラスプを使用しているため、装着時も目立たない入れ歯です。
<メリット>
・入れ歯だということがわかりにくい
・弾力性に優れ、装着感が少なく、壊れにくい
・土台になる歯を大きく削る必要がない
金属床義歯
あごに当たる床部分に金属を使用する入れ歯です。
<メリット>
・床部分を軽く、薄くすることができる
・金属は熱をとおしやすいので、食事の温度を感じやすい
・壊れにくい
ほかにも、ご要望に応じてさまざまな素材の使用が可能です。まずはお気軽にご要望をお聞かせください。
アンチエイジングとしての入れ歯
当院では、お口周りの筋肉の状態を把握し、下がってしまった口角が再び上がるようにするなど、顔貌も意識しながら入れ歯製作をしています。また、しっかりと噛む喜びを取り戻すことが、健康にもつながります。
プライバシーを保護、通院回数を減らすなど、患者さまの視線での治療
相談しにくいことがある場合やほかの人に知られたくないことがある場合など、心配事がございましたら、些細な事でも構いませんのでお気軽にご相談ください。当院では院内の守秘義務にも配慮が必要だと考えています。
また、ご高齢で通院が大変な方には、1回の治療時間が長くなったとしても通院回数が減らせる治療を日々研究しています。
院内技工士により、短期間で正確な入れ歯作製を
当院には院内技工士が在籍しており、保険内の入れ歯の製作スピードや正確さ、色味など患者さまのご要望を反映させることには自信があります。修理に関しては、朝受け取ったものを夕方返却することも可能な場合があります。お気軽にご相談ください。
また、保険外診療の入れ歯製作をお願いしている院外技工士とは30年以上の付き合い。短期間での製作や完成度の高い仕上がりで高い信頼があります。
入れ歯は作って終わりではなく、使い始めてからが重要です。入れ歯を入れているうちに歯ぐきが痩せ、入れ歯を支えている歯が弱くなるなど、お口の中の環境も変わります。定期検診を受けて、自分のお口の中をしっかり管理していきましょう。
初めて入れ歯を入れる方へ
初めて入れ歯を入れた場合、ものを食べるときや会話をするときに違和感を覚えるのは普通のことです。それは、入れ歯を入れたことでお口の中が緊張してしまうからです。一時的なものですので、すぐに会話や食事を楽しめるようになります。
<慣れるまでの注意事項>
・外さないように辛抱してください
・堅いものや大きいものなどを無理に食べようとせずに、少しずつゆっくりと噛んでください
・部分的に歯ぐきに当たって痛い場合は、ご相談ください
痛くても慣れるまで我慢する、ということも耳にしますが、傷ができてしまってからでは治療期間も長くかかってしまいますので、早めにご相談・ご来院ください。